2024/03/18 12:17

こんにちは。
Shoutarou Binagata NAHAの金城です。

本日は昨日3月17日(日)にライブ配信を行った内容を
要約してお話いたします。

1.革財布とのコラボ

沖縄の伝統工芸品を活用した商品開発を行おうと思った私が
1番最初に制作したアイテムは
実は、革財布でした。

革財布だった理由は
当時、革と伝統工芸のコラボがめちゃくちゃ流行っていたからです。

ただ、私の場合
表面に紅型の柄を使ってしまうと
汚れてしまうのが嫌だったので
中の部分にアクセントとして
紅型を使いました。

ただ、これだと
粋と言われたら粋かもしれないけど
正直、紅型を無理矢理つかっている感じがしました。

さらに、この財布を見た
10人中10人が
紅型を活用した商品ってわからないので
商品化は断念しました。

2.革バッグとのコラボ

それであれば、
紅型をどうにか表に持ってくる事ができないか。と考え
表面に汚れないよう革でカバーしてみました。

これは、良い感じに完成したと思うのですが
客観的に見ると革バッグです。

私が魅せたいのは、
父が創った紅型なんですよね・・・

どうにか、父の紅型を全面に魅せる事ができないか。と言う事で考えたのが

3.藍染めコラボバッグ

藍色で染められたバッグであれば
紅型を表面に使ったとしても
違和感なく
お洒落になるのではないか。と考え
帆布を藍色で染めバッグを制作しました。

ただ、これも客観的に考えると
紅型を表面に取り入れる事で価格があがるのであれば
紅型がない方が良いのでは・・・と思い
商品化を断念。

4.名刺入れ

次に私が考えたのが
名刺入れです。

名刺入れであれば
名刺交換と言うビジネスの場で
さり気なく紅型をPRする事ができるのではないか。と考えたのですが・・・

よくよく考えてみると
名刺交換の時って
緊張していて、
相手の名刺入れの中身を見る余裕なんて
ほとんどないですよね(笑)

5.カービング小銭入れ

表面にどうにか、インパクトを与える事ができないか。と
試行錯誤した結果
思いついたのが
革に模様を入れる技術:カービングです。

が、しかし
これを制作した思ったのは
もはや、琉球紅型のPRと言うよりも
革製品のPRになっていると言う事・・・

このような紆余曲折を得て
琉球紅型は、元々、着物と言う衣装であり
琉球紅型の魅力を最大限にPRするには
やっぱり、衣類ではないといけない・・・

と言う事でシャツにたどり着くのですが
そこからすぐにモノトーンにたどり着いたのではありません(涙)

どのようにして
モノトーンにたどり着いたのか。と言う話については
まだ、次回のライブ配信でお伝えしますので
お楽しみに♪

上記の内容を詳しく話している
3月17日(日)のライブ配信は、こちらから